かみ合わせとはなんでしょうか?もちろん上下の歯の接触です。

では歯の接触はどうやって決まるのでしょうか? 歯の接触は、上下の顎の位置、筋肉の状態で決まります。

つまり、かみ合わせには、顎の位置、筋肉のバランスが重要になります。

かみしめる癖や食事のとき片方だけで噛んでいるなどの習慣によりバランスが崩れ、顎の位置は変わってしまいます。

顎の位置が変わるとかみ合わせもずれてしまいます。特にバランスが崩れ、顎や筋肉が痛くなったときには、さらに顎の位置はずれてしまいます。この時にかみ合わせを調整したらどうなるでしょうか?

さらに顎がずれてしまう。あるいは痛みが取れたときにかみ合わなくなってしまうことが考えられます。

ではどうしたらいいのでしょうか?顎や筋肉のバランスを戻し正しい顎の位置を見つけ、そのうえでかみ合わせの評価することが必要です。このためには、理学療法といって顎や筋肉のストレッチやマッサージ、レーザー、スプリント(マウスガードのようなもの)などを用い、顎や筋肉の緊張をとりずれを直すことで正しい顎の位置を見つけることが重要です。

そのうえで何が問題があるかを評価します。

場合によっては、顎や筋肉の状態を治すだけで、かみ合わせが良くなる場合もありますし、かみ合わせを治す必要がある場合もあります。しかし、削ったものはもとには戻りませんので、早い段階で歯を削ったり足したりはしないほうがいいと考えます。

つまりかみ合わせを診断、治療するうえでは、まず顎や筋肉の位置を戻し、そのうえでかみ合わせの問題を評価し、症状改善のため、あるいは良い状態を保つために必要であれば、患者さんによく理解し同意していただいた上で治療を行うこととしています。 かみ合わせが低くなっている場合も多いので、必ずしも削るだけではありません。